第2章でスロプロを辞める決意をしました。
この時21歳だったと思います。
ただ辞める決意した後もしばらくはダラダラと続けてました。
パチスロを取ってしまえば
高卒後に謎の空白期間があるだけのニートです。
さあどうなっていくのか…続きをどうぞ!
「さあ、何やろう?」
となった時に特にこれといってやりたい事がありません。
結局なんとなくIT関係の仕事を選びます。
昔から起業したい気持ちは持っていたので
それならなんとなくITかな?位の安易な考えです。
パチスロで稼ぎながらIT関係を勉強する学校に通いました。
応用情報技術者、SJC-PなどIT関係の資格も取りました。
そして記念すべき1発目の就職面接にいきます。
「最初だしとにかく、本音で言いたいように言ってみよう!」
と面接のイロハも知らず突撃しました。
面接官「履歴書に空白の期間がありますが、何をしてたんですか?」
みぶろ「はい、スロプロやってました(`・ω・´)」
面接官「は?それで生活できてたんですか?」
みぶろ「生活するには何の問題もありませんでした(`・ω・´)」
面接官「・・・。君、ほかにも面接行くならそういう事は言わない方がいいよw」
みぶろ「あ、はい。すいません(^_^;)」
面接官「でも僕は嫌いじゃないけどね。」
これガチのやり取りです!
グループ面接で他にも面接受けにきてる学生とかいました。
その中でこの発言は我ながら「どうかしてるぜ!」と思います。
初面接で緊張してたのと、
全部正直に言うと決めてたからでた言葉ですね。
最後の一文でお気づきの方もおられるかもしれませんが
そうです!面接に受かりました!
筆記も既にパスしてたので内定です!
自分で会社起こすまでの勉強だと決めてましたし
就職活動も面倒くさかったのでそのまま入社しました。
さて皆さんお待ちかねでしょう。
ここから不幸話が始まります(^_^;)
その就職した会社が超絶ブラック企業だったんです!
リーマン直後で仕事がそもそも少なかったのに
定時に帰る事など許されるはずもありません。
家に帰るのは早くて22時、遅いと0時を回るなんてザラでした。
もちろん夕食を取る時間なんてありません。
机の中にチロルチョコを忍ばせて
こっそり腹を満たす、そんな日々でしたΣ(゚д゚;)
でも一番嫌だったのは社内の空気!
もうこれは言葉だけじゃ説明できませんが、
キーボードを打つカタカタ音しか聞こえない状態ですw
1週間もしない内に辞めようと思いましたが
「辞める」と伝えるのも怖いような雰囲気で。。
この時が人生で一番辛かったですね(^_^;)
そんなこんなでしばらく耐えてたら社内の空気はともかく
システム開発の仕事がめっちゃ楽しくなってきました。
会社はめちゃくちゃ辛かったですが
そっちでなんとかモチベーションを維持しました。
結局その会社で3年近く頑張ったんですが、
最終的に一つの結論に達します。
「この業界って起業してしょぼい会社持っても
結局下請けとして大手に使われるだけやん。」
他所の業界も同じようなものなのかもしれませんがIT業界は
大手企業
↓ サヤ取り
下請け企業
↓ サヤ取り
下請け企業
↓ サヤ取り
下請け企業や派遣社員
このような流れで仕事が来ます。
つまり小さい会社を作った所で他の会社に
頭下げて安い仕事を回して貰うだけなんですね。
もちろん自分自身のクリエイティヴな発想で
新たな商品、アプリなどを生み出せば
話は違いますが、並大抵の事ではありません。
それに商品を売り出す為の営業力が必要になります。
元々人に使われるのが嫌だというのが起業したい
理由の一つでしたので、このままじゃ駄目だと感じ始めました。
というか完全に世間知らず過ぎましたね(^_^;)
あまり世の中の仕組みを理解してなかったです。
そんな疑問を抱き始めたものの…
起業したい気持ち と お金持ちになりたい訳ではない
というジレンマの中、新たに行動を起こす
モチベーションが湧かずにダラダラ過ごしてました。
補足ですが、この時最初の会社は既に辞めてます。
ただ、別のIT系企業に誘われたので転職して働いてます。
最初の会社のようなブラック企業ではなく、つつがない日々でした。